30歳になった
2022 / 04 / 29
Edit30 歳という節目でもあり、社会人になって、7 年経ったのでせっかくなので振り返ろうかと思う。今日から form の枠で 20 代が使えなくなってしまったことは悲しい。
仕事
自分のキャリアはとても珍しいと思う。新卒でドワンゴに入り、後にメルカリへ行き、またドワンゴに行って今現在、メルカリ(souzoh)にいる。出戻りを歓迎してくれる会社は本当にいい会社だと思った。
そこでは、立ち上げフェーズでアーキテクチャの構築やベースを書く 0 ->1 をすることがほとんどでニコナレや N 予備校、new メルカリ Web、メルカリ Shops などを作ったり、動画の最適化の研究をしたりしていた。あまり知られていないが、自分は画像処理の研究を 3-4 年間やっていたので、少しだけ画像や動画の最適化にも詳しかった。振り返って一番良かったことは、運が良かったのかどこのチームも仲のいい友人が多く出来て、あまり苦労しなかった。
技術面では、2015 年の新卒の頃から react を使って、2018 年ぐらいまで redux, redux-saga を使っていたが、2019 年からは next.js、apollo、graphql 一択となり、今でもずっと使っている。メルカリ Shops を作って以降、複数のプロジェクトで nestjs も使っているので今後のスタックとして候補に入りそう。
また、web における技術顧問も多くの会社でやらせてもらった。過去には、メルカリや現在でも続いている食べログ、他にも数社やっている。主にパフォーマンスチューニングのサポートやコードレビューをしたり設計相談でいい方向に導くのが大きな仕事であり、自分にとっても大きな発見があることが多い。
OSS
自分にとって、大きく人生が変わったものの一つだった。大学生の頃は OSS はあまりやってなかったが、ドワンゴの新卒で入ったときに同期に有名 OSS をメンテナンスしている方がいて大きな刺激を受けた。2016 年からはずっと Node.js に関わり続けていて 2017 年に Node.js の core collraborator となった。その後に、webpack のコミッターとして、2019 年以降、open collective 経由で資金をもらいつつ活動してきた。
ただメンテナンスをする側になって、プログラミング以外で多くの問題を考えることが多くなった。レビュワー不足やそれに対してのコミッターを増やす採用方法など。自分たちは google summer of code をしてコミッターを増やしたり色々考えた気がする。
他にも OSS をやっててよかったのは、案外自分の名前が海外で知られてて、アイルランドに住んでたときにゲストでしゃべることになったり、いい経験となる機会を手に入れやすくなったことだと思った。
仕事とは、違った側面で多くの経験ができる OSS は今でも自分が薦めたい一つの楽しむ場所かなと思う。
生活
今年の 2/20 に籍を入れて、落ち着いたと思いきやコロナの影響もあり、まだちゃんと両家で顔合わせをしたり等行っていないので案外バタバタしている。結婚式の準備も今真っ最中だが、コロナによる延期を避けたかったので今回は家族婚にした結果、まだゆったり出来ている部分もあるが。生活には大きな変化はないが、一人暮らしのときと比べて規則正しい生活となり、プライベートを大切にするようになった。
最近は、健康に気を使うようになって年齢を感じている。ただ、妻が料理の献立のバランスを取ってくれているおかげで前よりは健康だと思う。感謝しかない。
仕事でもパソコンみて、趣味でもずっとプログラミングをできる人生の先輩方はどういう眼球してるんだろうって思う。バトーの目にしたい。先生に言われて、寝る前に 10 分ぐらい目を温めて点眼して寝ることによって自分はある程度目の疲れを和らげている。
また、アイルランドの方に一度帰りたいのだが、戦争やコロナもありいつ行けばいいのやらって感じで悩みが残っている。
今後
ありきたりではあるが、新しい挑戦をしつつ体は資本なので健康第一で生きていくことにしようと思う。もう少し私生活が落ち着いたら OSS にも戻ろうと思う。