最愛の友が旅立った
2018 / 07 / 11
Edit今はまだ心の整理がついてない状態だが、この気持ちを残しておきたかったので、ここに記録する。
2018/07/10 の 23:48 に母から電話があり、旅立ったという連絡をもらった。 電話に出ると母は泣いており、自分もそれを聞いたとき頭は真っ白で現実を受け止めたくなかった。 今はとても悲しい。しかし次に実家に帰ったときに本当にもういないという現実を受け止めたときにそれを超えることができるだろうか。。
実家には、犬が 2 匹いて、14 歳と 8 ヶ月で旅立ったチョコとまだ 0 歳のモコがいた。 結構仲良くやっていたと思う。 たまに実家に帰るとモコがやんちゃでチョコが怒る風景が好きだった。 もうこれが見れなくなると思うと涙が止まらない。
チョコは自分の中学受験から大学、社会人になるまでずっと一緒に居れくれたかけがいのない友達であり家族だった。 自分の中には元気だったチョコの印象が強すぎて(多分大学生になってから実家に居なかったから)、弱ってしまった印象は最近までなかった。
もともと、体が悪い部分があったが、チョコは薬が大好きで数年も前から飲んでいた。 二年ぐらい前からだろうか。もともとおじいちゃんみたいなカットだったが(今のモコみたいな)それが歩く負担になっているということでヒゲとかを伸ばすのを辞めた。
直近記録
05/22
今回、このような急激にやばい事態おきたのはこの日からだった。 母からチョコが入院したという連絡をもらった。 どうも最近、嘔吐が激しく、家でも点滴を打っているとのこと。 ここで言われたのが、薬もいらない とチョコが言うという。
05/23
前日にその話を受けて流石にやばいと思い、有給をとり実家に帰った。 そのときに実際覚悟はしていて、「少なくとも一回は会いたい」と送信していた。
このときには、血液検査で肝機能とビリルビンが高すぎて、5 倍の希釈でも測定不可とのこと。 そして、手術も視野にいれるとのこと。 もともと胆嚢が悪かった。
19:00 時に名古屋に着き、実家に帰った。
05/24
病院に会いに行った。 ぐったりしているチョコを見て、つらくなった。 また、点滴も前足に付いていてさらにつらくなった。
そして、13:00 ぐらいから手術が始まった。 このときにすでにもしかしたら会えなくなるかもって言われていた。 朝、面会に行ってずっと病院にいたら自分が耐えきれなくなると思って、手術が始まるまで近くのイオンのスターバックスでコードを書いていた。
無事、手術が終わってチョコと面会して、東京に帰った。 名前を呼ぶと、しっぽを振ってくれた。 ただ、ご飯を食べると嘔吐するって言われた。 血液検査の様子見。
05/27
薬飲んでくれないけど、おやつのクッキーは食べてくれたらしい。
05/29
血液検査では、ピークを過ぎてすごいゆっくりだが数値は下がってきてるとのこと。
05/31
ビリルビンの数値が上がっていったので、ステロイドを使うとのこと。 チョコの体力と生命力にまかせて様子見とのこと。
06/02
総胆管が詰まり書けている可能性が高いと言われた。 なので、ビリルビンが下がらない。むしろ上がってきているとのこと。 薬をかえて様子見。 けど、そんなに長くないので覚悟はしておくようにと言われた。 これ以上、体力的に 2 回目の手術はないとのこと。
そして、選択が必要となった。
- 病院で様子見をするか?
- 家に連れて帰るか?
家族と相談した結果、後者にした。 本当にチョコは頑張ったし、みんなと一緒にいようと決めた。
06/03
有給を取り、2 回目の帰省。 チョコは朝に家に帰って、自分は昼に家についた。 月曜日と火曜日はリモートワークにした。本当に会社に感謝している。 ずっとチョコのそばに居た。 あとは、好きなおやつを食べさせてた。今までりんごだけだったけど、チョコがほしいものはなんでもいいと許可がでた。
06/10
24 時間の点滴でやっとなので、病院から家に行ったら数日だろうって言われてたけど、実際一週間経過していて、病院に行き血液検査と薬をもらってきた。 しかし、ビリルビンの数値は悪くなっていた。 あと家帰ってから食欲が出てきてたっぽい。 家帰りたかったんかな。。
06/15
肌がどんどん黄色くなってきている(所謂、黄疸)とのこと。 これはビリルビンがたかくなってきていると思われる。 けど、ご飯が食べれるぐらいには強くなっていた。 とりあえず吐き気止めものんでいるとのこと。
06/23
チョコの体重が 3.85kg になったとのこと。
06/27
チョコがご飯を食べなくなってきて、危ないかもとの連絡をもらう。
07/04
どうもボーロに飽きたらしく、新しいおやつを購入したらしい。
07/09
自分が屋久島に行っている(06 - 09)ときにずっと昏睡状態だったらしい。 親が気を使ってくれたのか帰ってきた日の深夜 1 時に連絡をもらった。
金曜日(06)に水を飲んだのが最後で、土曜日に昏睡状態に入ったっぽい。 点滴だけは行う感じ。
07/10
23:48 に母から電話があり、旅立ったという連絡をもらった。 家に帰ると数日しか持たないと言われていたのに、気付いたら一ヶ月も経っていた。
07/11
火葬をしてくるとのこと。
感謝
会社には急遽 2 回の帰省にもかかわらず、対応してくださり、本当に感謝している。 会ってなかったら、本当に後悔していただろう。 会いに行くのに背中を押してくれた同僚にも感謝している。
大学生、社会人になって実家に帰ることが少なくなって時間の大切さを痛感したし、これは家族にも当てはまることなので、実家にいる時間を大切にしようと思った。
さいごに
14 年間、いつも一緒に居てくれて本当にありがとう。 ずっと病気と頑張って闘ってきて頑張ったと思う。
そして、ずっとチョコの看病をしてくれた親にも本当に感謝しきれない。